Think Globally, Act Locally!!
   (地球規模で考え、地域で足元から実践)

令和2年11月30日

   多くの環境経営事業所では、環境負荷が大きい電気と車燃料の使用量削減に取り組んでいます。
   取組み当初は、単発的改善や多少の投資で10-20%は削減できます。
  しかし、活動を続けると、新たな施策が出なくなり、活動がマンネリになりがちです。

  さらに、改善力を高めCO₂排出量ゼロを目指し、省エネ・経費削減・健康経営等を徹底するために、長年、大企業・中小企業家庭子ども向けの    省エネ活動で効果のあった「系統的な改善活動の進め方と改善事例」について、講座を開催しました。

1.環境目標毎改善の進め方と改善事例
1.1電気使用量削減
●設定目標・管理指標:各取組の傾向と対策・施策の目標管理
●「系統的な改善の進め方」の6ステップ
  ①基本知識:電力使用料の構成、電力量計と計測周期、データ分析と管理方法、小企業・事務所・家庭での使用量・使用料の目安
  ②電気製品・電気設備のリストアップ(能力・使用年数・台数・使用時間等)
  ③省エネのための公式(電流と使用時間がポイント)
  ④照明・空調・その他電気設備毎の改善事例
  ⑤建物・窓・外回り
  ⑥生産性向上・働き方改革・自家発・IoTの活用
1.2車燃料使用量削減
●管理対象車と設定目標・管理指標:各取組の傾向と対策・施策の目標管理
●車燃料削減の視点:①車使用の見直し ②運転ルートの見直し・相乗り③車の保全・管理 ④車の乗り方 ⑤買い替え ⑥IoTの活用
●「エコドライブ10ヶ条」活用の6ステップ
1.3CO₂削減
●CO₂換算係数:電気・ガソリン・軽油・灯油・ガス・重油
●既にCO₂ゼロ宣言事業所の取組方法
  ①省エネ ②自家発 ③バイオディーゼル ④カーボンクレジット ⑤新電力
2.改善推進の支援
2.1システムの活用
●身の丈に合う環境マネジメントシステムと効果
●小企業にとっての環境マネジメントシステムの比較・評価
2.2補助金・専門家派遣
3.気候変動・地球温暖化の脅威と対策
●人間の体温と地球の体温 ②地球環境・人類の危機 ③世界・日本の動き

中小企業向け・家庭向け・夏休み子ども自由研究など省エネ・CO₂削減講座に関心がありましたら、ご連絡ください。