Think Globally, Act Locally!!
   (地球規模で考え、地域で足元から実践)

令和2年7月30日

6月26日(金)13:30~16:30に、第4回KES交流会を行いました。
山下プランニング㈱㈲コーケンサービス㈱協和電気商会㈲丸徳産業十文字工業㈱NPO法人エコサポートTGALの6社が参加しました。KESに取組む皆さんの熱い思いと行動に感激した有効な交流会でした。

 1.現在の取組み内容や活動を通しての声
 (1)目標の中で特に力を入れているのはガソリン・電力使用量削減。KESを始めてからCO2排出量は半分になった。(太陽光2.5kWは、自家発だが計算に入れていない)審査員の勧めで、人手不足対策としてホームページを作成。
嬉しかったことは、ホームページ内の「社長の独り言」でファンができたこと。
東京の方が、通知設定をして愛読している。

(2)経営革新の新規事業計画管理をKESで推進している。
また、エコドライブ10カ条の自己評価点の向上、ホームページでの自社・地域情報の発信、専門教育を含めた社員教育を環境目標として推進している。
EA21と比べ、KESは事業に直結するいろいろな目標を設定でき、効果が出て面白い。
(3)産廃業は直接環境につながる仕事であり、地域にあってよかったと思われる会社になるように日々活動している。
外部では、年2回子供向けの教育を実施し、事業所の方に分別を提案している。
昨年、環境省環境カウンセラー・鹿児島県環境教育普及員として登録した。
1人ひとりに、環境活動の大切さをどんどん広めていきたい。
(4)削減目標が頭打ちの為、エコキャップの収集等削減目標以外の目標も推進している。
何のための活動か?どういう活動があるのか?を考え討論し、役立つ活動を心掛けている。 
    当初は専門力を含めた環境教育を毎月実施していたが、市内で借りる教材がなくなった。

 2.今後の取組みのネタ
 (1)SDGsの取組み

①SDGsの理解②事業及び活動のSDGs目標との紐づけ③重点目標設定の検討④経営及び事業との連動⑤情報発信 の順で取組み、KESで目標を進捗管理すると良い。
(2)更なるCO2削減(パリ協定対応)
①電気使用量削減には、スマートメーターのデータ活用を。
旧型電力量計が更新される。また、新電力に切替えるとスマートメーターになる。
更新されると30分毎の電気使用量を計測できる。九州電力では、キレイライフプラスを活用すると1時間毎の分析ができるので省エネ・働き改革などに活用できる。
②車燃料削減には、エコドライブ10カ条自己評価デジタコの活用を。
③災害対応を兼ねた再生可能エネルギーの自家発やCO2係数の小さい新電力へ切替えを。
④以上の他にバイオディーゼル・カーボンオフセットも活用して、既に自社からのCO2排出量をゼロにしている鹿児島県内の事業所もある。