Think Globally, Act Locally!!
   (地球規模で考え、地域で足元から実践)

平成29年11月28日

 パリ協定での日本の温室効果ガス削減目標は、民間部門(家庭と業務部門)では、2030年度に2013年度比40%削減となっています。
 環境経営を推進している事業所社員の家庭での省エネ推進実態はどうでしょうか?

 家庭の省エネの推進には、従来から「環境家計簿」で電気使用量を記録して、省エネ施策を実践し効果を把握することが一般的でした。
 しかし、環境家計簿は手間がかかり、あまり普及・活用されていません。

九州電力のキレイライフプラスでは、パソコンやスマホで登録すると2年間の家庭また事業所の電気使用量の数値データやグラフを入手でき、容易に比較・分析ができます。
 登録料は無料で、お客様番号と振込口座番号下4桁を入力すれば登録できます。

●『キレイライフプラス』の機能
①年間月別表示:電気使用量(kWh)・電気料金(円):数値と棒・線グラフ
・2年間の月別推移グラフで、年比較・月毎の使用の傾向がわかります。
・2年以上データ蓄積したい場合は、データをダウンロードできます。
・ソーラを設置し売電している場合は、売電と購入電力をグラフで同時に見られます。
・スマートメータ(30分毎計測と通信機能あり)が設置されていると、月毎だけでなく日毎・時間毎にも表示されるので、日常生活の傾向・省エネ施策実施前後の比較・効果把握が詳細にできます。
②電気料金最適プランのシミュレーション
・各種の電気料金プランから、適切なプランを選択できます。
③当月使用量評価:使用形態がよく似た家庭と比較してランキングがわかります。
・我家の省エネの実力がわかります。
・省エネ目標が決めやすくなります。
④電気使用量の目標管理ができます。
・あらかじめ設定した使用量を超えると、翌日にメールで連絡が入ります。
⑤月500円で『みまもりサポート』ができます。
・老いた父母等が元気で過ごしているか、子どもはいつも気になります。
 スマートメータが設置されていると30分毎の電気使用量がわかりますので、電気の使われ方で異常がわかり、連絡があります。またスマホなどで確認できます。
 かけつけ訪問も可能です。

環境目標に「家庭での省エネ推進」を設定して、家庭で実践する人数、勉強・情報交流会の回数、家庭での削減電気量・CO2量等を指標とし推進したらどうでしょうか?

  2017年7月号に紹介の『小企業・家庭でのかしこく極める節電・省エネ』も、ご活用ください。

理事長 久留 正成