Think Globally, Act Locally!!
(地球規模で考え、地域で足元から実践)
令和2年7月30日
かごしま環境未来館で、中小企業対象にSDGs普及のための講座を行いました。
3月実施のSDGs講座でも紹介した「持続可能な社会形成のために」「SDGsの17目標と活動事例」「SDGs的な私の体験」「事業所でのSDGsの進め方」と、特に「SDGsの動向と事例」を具体的にお話しました。
(1)日本国政府・自治体
①首相官邸SDGs推進本部:本部長は総理大臣、本部員は各大臣
ジャパンSDGsアワードを2017年から毎年開催して優良企業・団体を表彰
評価項目:普遍性・包摂性・参画型・統合性・透明性と説明責任
②自治体:国がSDGs未来都市を選定(鹿児島県は1市2町)
(2)企業
①経団連:企業行動憲章の改定、0実現を通じたSDGsの達成
②大手企業:ESG投資とからめた活動推進、SDGsの取引先への要請
③中小企業:自主的活動や大手取引先からの要請
④主なSDGsアワード受賞企業・団体の紹介
事例:㈱大川印刷:創業1881年、印刷業、従業員41名
特徴:中小企業がパートを含む全従業員対象にワークショップ・SDGs教育
本業で実現可能なSDGsを実装した経営戦略をボトムアップ型で策定
事例:SUNSHOW GROUP:創業2006年、建築・土木業、従業員54名
特徴:地域の中小企業が女性活躍の促進やSDGsの普及啓発などに総合的かつ
積極的に取組んでいる。SDGsの取組みで売上が3倍に増加。
(3)鹿児島県内
①自治体:
鹿児島県:窓口は企画部企画課
鹿児島市:SDGs未来都市、窓口は企画部政策企画課
特徴:活火山櫻島と共生し発展する持続可能なSDGs未来都市鹿児島市
大崎町:SDGs未来都市、2018年ジャパンSDGsアワード表彰
特徴:大崎リサイクルシステムを起点にした世界標準の循環型地域経営モデル
徳之島町:SDGs未来都市
特徴:あこがれの連鎖と幸せな暮らし創造事業、共創型コミュニケーション推進
②企業他:
事例:そらのまちほいくえん 2019年ジャパンSDGsアワード表彰
特徴:幼児が実践、地域住民・高齢者とのコラボレーション、惣菜店併設など
事例:鹿児島城山観光ホテル:
特徴:3本の柱-環境への取組み・地域共生を目指して・働きやすい職場づくり
その他にも、鹿児島銀行・鹿児島相互信用金庫・加治木温泉病院などが推進。
SDGs推進に関心がある事業所などは、ご連絡・ご相談ください。