Think Globally, Act Locally!!
(地球規模で考え、地域で足元から実践)
令和3年2月28日
2020年11月の「小企業の電気・車燃料・CO2削減方法と事例」講座を、リニューアルして、鹿児島県環境技術協会主催で開催しました。
菅総理大臣が、2050年カーボン実質ゼロ宣言をして、グリーン成長戦略が出ました。
グリーン成長戦略は、これから具体的になり、各分野で推進されます。
中小企業が、まずできることとしての改善の進め方・改善事例と環境経営システムの種類・長短・運用の傾向などを、お話ししました。
1.気候変動・地球温暖化の脅威と対策
①地球環境・人類の危機 ②世界・日本の動き ③ 社会システムの変革
2.CO2排出削減方法と事例
2.1 電気使用量削減
●設定目標・管理指標:各取組の傾向と対策・施策の目標管理
●「系統的な改善の進め方」の6ステップ
①基本知識:電力使用料の構成、電力量計と計測周期、データ分析と管理方法、
小企業・家庭での使用量・使用料の目安
②電気製品・電気設備のリストアップ(能力・使用年数・台数・使用時間等)
③省エネのための公式(電流と使用時間がポイント)
④照明・空調・その他電気設備毎の改善事例
⑤建物・窓・外回り
⑥生産性向上・働き方改革・自家発・IoTの活用
2.2 車燃料使用量削減
●管理対象車と設定目標・管理指標:各取組の傾向と対策・施策の目標管理
●車燃料削減の視点:①車使用の見直し ②運転ルートの見直し・相乗り
③車の保全・管理 ④車の乗り方 ⑤買い替え ⑥IoTの活用
●「エコドライブ10ヶ条」活用の6ステップ
2.3 CO2削減
●CO2換算係数:電気・ガソリン・軽油・灯油・ガス・重油
●既にCO2ゼロ宣言している事業所の取組方法
①省エネ ②自家発 ③バイオディーゼル ④カーボンクレジット ⑤新電力
2.4 補助金の活用 鹿児島市、省エネ相談地域プラットフォーム
3.環境経営システム
全員参画でCO2削減。環境改善が進むだけでなく業績向上・体質強化に活用。
●身の丈に合う環境マネジメントシステムと効果
●中小企業にとっての環境マネジメントシステムの比較・評価
なお講座後、中小企業経営者団体と奄美大島での開催要請がありました。
講座希望の方は、エコサポートTGAL(099-223-6425)までご連絡ください。