令和4年9月1日

 2050年ゼロカーボンに向けて、国・自治体などの動きが大きくなっています。
 ウクライナ侵攻で電気・ガスなどエネルギー価格も上昇しています。
 価格上昇には敏感ですが、ゼロカーボンについての意識はまだ低いように思われます。

 地球温暖化防止活動も30年ほど前から広がっていますが、活動が進みませんでした。
 地球温暖化防止活動では、一般市民・子ども達に三択クイズを出すと盛り上がります。

 物事を数値化し、目で見えるようにすると、事業所・家庭でも実感が湧き、分析が進み、やることが
明確になり、改善が進みます。(計測管理の重要性

 1.日本の2030年度温暖化ガス削減目標値(2013年度比)は?
   ①12%  ②23%  ③46%

 2.世界で排出されるCO2は、海や森がCO2を吸収する量の何%多い?
   ①10%  ②50%  ③100%

 3.1万年前の氷河期の地球平均温度は?
   ①0℃   ②5℃    ③10℃

 4.現在の地球平均温度は?
   ①10℃  ②15℃  ③20℃

 5.今のままだと、これから100年で平均温度は何℃上がる?
   ①2℃    ②5℃    ③10℃

 6.CO2がなかったら地球の平均温度は何度になる?
   ①マイナス18℃  ②マイナス5℃   ③プラス5℃

   7.平均的家庭から排出される年間の廃棄物排出量は?
   ①1トン  ②5トン  ③10トン

 8.平均的家庭から排出される年間のCO2排出量は?
   ①1トン  ②5トン  ③10トン

 (*)回答はTGALメルマガ9月号P6にあります。

 なお、CO2排出量計算には2022年は以下の換算係数を使用してください。
 電気(九電):0.479kg/kWh、LPガス:6.54kg/N㎥、都市ガス:2.16kg/N㎥
 灯油:2.49kg/ℓ、ガソリン:2.32kg/ℓ、軽油2.58kg/ℓ

 従来からの渦電流型電力計はスマートメータに切替わり30分毎に自動計測ができるようになり、HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)が2030年まで導入されるようになります。
 また、工場ではFEMS、ビルディングではBEMSが導入され、エネルギー管理が数値で見えるようになり、分析・改善が進めやすくなります。
 エネルギー管理を充実して、エネルギー改善ゼロカーボンを進めてください。