Think Globally, Act Locally!!
   (地球規模で考え、地域で足元から実践)

令和3年7月30日

   7月は「SDGsの進め方」講座を2回開催しました。
  1件はかごしま環境未来館講座で、「事業所でのSDGsの進め方」でしたが、新型コロナの中、定員の2倍の方が参加されました。
  もう1件の講座は、本テーマで鹿児島県中小企業家同友会のWEB講座です。

  ●SDGsの基本知識
 (1)SDGsとは
    ①SDGsとは ②SDGs活動への疑問
    ③KESでの進め方:CSRとSDGs統合の審査規格、環境規格でのSDGs推進
 (2)持続可能な社会形成のために
    これまでの「経済中心」の活動が、地球環境課題・社会課題を深刻にしています。
   「経済面」だけでなく「環境面」「社会面」の視点を付加し、「人の意識変革」「事業活動の変革」が必要となっています。
    ①SDGsの必要性 ② 地球環境・人類の危機 ③ 2021環境・SDGsトピックス 
    ④SDGs17の目標 ⑤ 地球環境問題とSDGs ⑥SDGsロゴとバッジ
    ⑦SDGsの5つの重要領域と日本の8つの優先課題 
    ⑧イソップ物語『3人のレンガ積み職人』 ⑨事業所での4つのメリット
 (3)日本・自治体の動向 ①日本の動き ②鹿児島県内の動き

  小さい会社でのSDGsの進め方
 (1)活動のステップ:
    ①SDGsの学習 ②紐付け ③できること・やりたいことから実践
    ④活動のまとめとホームページ等での発信・公表 ⑤活動の見直しとステップアップ
 (2)環境経営とSDGs
    KES環境経営システムでの環境面からのステップアップ方法

    ①環境負荷の削減:電気・車燃料・廃棄物・化学物質・紙などの削減
    ②資源生産性の向上:環境配慮事業、品質・コスト・安全性・納期の改善、人の育成
    ③生物多様性:植物育成・小動物飼育・外来種駆除など
    ④従業員満足度の向上:人の確保・育成・定着、働き方改革、女性活躍、健康経営等
    ⑤経営革新や社会満足度の向上:経営計画・経営革新・地域貢献・地方創生など
 (3)KESステップ1でのSDGs推進:環境経営活動とSDGsの統合
    ①トップの宣言:環境とSDGs
    ②体制づくり・企画・調査・教育
    ③システムづくり(マニュアルや文書・記録)
    ④実行・まとめ・発信・公表・見直し
   活動を効果的に継続するためには、目標を定め紙に書き、みんなが見えるようにしてPDCAを回すことが必要です。