Think Globally, Act Locally!!
   (地球規模で考え、地域で足元から実践)

令和2年4月30日

 標記タイトルでの環境経営講座を、かごしま環境未来館で、毎年開催してきました。
 今回は、より「経営への役立ち度」を意識した講座に見直しました。

 「曖昧・ぼんやりの願望・夢は、実現できない!」と言われます。
 明確化・具体化するためには、思いを深め、分析力を高めることが有効です。
 また、目的・目標・施策を、全員が納得して参画していくしくみ・仕掛けが必須です。
 そのための考え方・推進法・事例などを、お話ししました。

1.「企業の社会的使命」と「企業経営」
①経営の神様・松下幸之助の水道哲学と経営の特徴、企業発展の要因
②潜在能力を発揮させる方法とマネジメントシステム
③会社時代の全員参画改善活動とNPO法人としての環境経営支援活動
④持続可能な社会形成とSDGs

2.環境経営の現状と課題
①環境経営システム(EMS)とその長短
②「活動のマンネリ」から脱皮できない原因
③実践して喜ばれる環境経営の効果

3.環境経営ステップアップの視点と方法
(1)経営分析・経営戦略・環境経営
SWOT分析⇒経営戦略の検討⇒環境経営の目標設定
②最近の中小企業の主な経営課題
環境経営目標の変遷と方向
④環境負荷削減等の目標
⑤本業における環境目標(建設業・製造業)
生物多様性の目標と施策
⑦最近の経営課題解決のための環境目標設定と事例

(2)改善のための3つの視点
新型コロナウイルスと計測・検査
計測的視点の活用:基準とトレーサビリティー・数値管理・目で見る管理
③目で見る管理4つのステップ、計測的視点の応用・実践
④業務の品質・生産性向上での活用
⑤電気使用量削減での活用  ⑥車燃料削減での活用

(3)全員参画活動の進め方
①システム運用上の課題と改善策
②経営者への提言
③環境管理責任者への提言:全員参画活動・環境教育
④事務局運営の仕掛け・工夫

関心のある事業所は、ご連絡下さい。