Think Globally, Act Locally!!
(地球規模で考え、地域で足元から実践)

  改訂2025年8月

      基本的な規格要求や最近の利害関係者の関心などに配慮した指摘・提案を規格項番順に紹介します。日頃の活動や審      査準備、自己評価(内部監査)等で参考にしてください。

5. 体制と責任
  ① 全員参画活動のために、一人一役・管理責任者や実行責任者のローテーションなど人のやる気・責任感を高める工           夫をする。
  ② 実行責任者は、計画作成・実行のフォローアップ・定期評価・アイデア出しなど担当目標について一貫して関わる           ようにする。
6. 教育と訓練(ステップ2のみ)
  ① 環境宣言・目標・計画・手順など基本的な学習だけでなく、視野を広げ・深める学習を実践する。(環境動画・テ レビ番組メルマガエコ検定等)
  ② 聴くだけでなく話す教育、本業に関する資格取得・学習も対象とする。
   (本業を極めることが、環境負荷削減につながる)
  ③ 教育実績記録は複数回書ける様式に見直しを。(余白が多い記録の場合)
  ④ 事業所内だけでなく、従業員が家庭で実践できるツールなどの環境教育も。
     例えば、エコドライブ10ヶ条の自己評価や九電のキレイライフプラスなど。
7. 情報の連絡(ステップ2のみ)
  ① 環境関連の苦情把握だけでなく、良い情報把握や業務日誌等に記載の品質・納期・コスト・安全など業務に関する           情報を対象とする。(他のシステムがある場合は不要)
   パソコンに情報登録・分析することにより、環境負荷削減と業務改善につなげられる。
    ② 情報受信だけでなく、ホームページや環境活動レポートなどで、外部に発信することにより、仲間づくり・地域貢            献や会社の信用アップにつなげる。
8.緊急事態への準備と対応(ステップ2のみ)
  ① 火災・地震・津波・火山爆発など災害対策を明確に。
  ② 火災発生予防策や発生時の会社としての重要情報・文書の持出し基準も。
  ③ 熱中症を緊急事態として想定し、体制づくり・手順化・テストの実施を。 
9.修正と予防  ① 何故何故分析で真の原因を明確に、かつ数量分析を。
10.自己評価(ステップ2のみ)
  ① 自己評価員の教育を計画的に実施し、チェックリストの見直しも。
  ② 表面的な評価とならないように、重点を絞った自己評価を。
  ③ 自己評価の前後に教育・検討会を。
  ④ 審査時に自己評価員の同席を。(実践教育)また規模が大きい場合は事業所間で交流評価を。
11.最高責任者による評価
  ① 目標達成度・実績の評価だけでなく、推進のためのしくみ(システム)面について有効性・効率性等の評価・見直           しを。
  社内だけでなく、行政・業界・地域などステークホルダーの動き把握と対応を。