Think Globally, Act Locally!!
(地球規模で考え、地域で足元から実践)
令和元年7月31日
「環境・エネルギー視点での中小企業経営の支援」について、鹿児島県商工会連合会経営支援員研修会で中小企業診断士としてお話の予定でした。ところが、大雨のため、避難指示が出て研修会は中止になりました。準備した講座の概要をご紹介します。
1.松下電器産業㈱(現パナソニック㈱)での学びと実践
(1)松下幸之助と松下経営の特徴は?
小学校中退で病弱な松下幸之助は、何故成功したのか? 松下経営の原点は?
宗教・中村天風・稲盛和夫・船井幸雄・成功哲学等との共通性・関連は?
(2)「全員参画の計測管理」の実践
理念と信条を明確にして①基準とトレーサビリティー②数値管理③目で見る管理の3つの視点を生かした全員参画改善活動を推進。
(現在推進の環境経営改善の基本)
2.Uターンして、環境経営支援NPOを起業
2002年にUターンして、柔軟性が高く、中小企業の身の丈に合う「環境マネジメントシステム・KES」を活用することにより、中小企業の環境改善と経営体質強化を進め、ひいては地域活性化を図る活動をスタート。
その後、EA21・鹿児島市環境管理事業所・省エネ診断等も普及・支援。
3.環境経営支援の実際と効果
(1)経営効果を出す会社の事例紹介:
・活動のきっかけ・活動の特徴・社長の喜びの声
・効果:環境意識の高揚・環境負荷の削減・コストダウン・生産性向上・組織活性化・職場環境整備・人材育成・商品開発・信用アップ等
(2)何が効果を出す要因か?
(3)即効性のある助言事例(電気・車燃料)
(4)本業における環境目標の事例:製造業・建設業・サービス業
4.「持続可能な社会形成」のために
①危機的な地球環境問題と「持続可能な社会」
②2019環境トピックス
③環境経営のステップアップ:気づき・学習・磨き・成長する組織づくり
④最近の環境目標:人材育成・働き方改革・生物多様性・経営革新等
上記講座の開催など関心がありましたら、TGAL事務局へご連絡ください。