Think Globally, Act Locally!!
(地球規模で考え、地域で足元から実践)
24.10
中小企業版環境経営システムであるKES・EA21では、審査で助言ができます。
中小企業で環境経営改善を早く進めるため、最近の社会動向や他社での環境目標・進め方等参考になる事例を多く助言しています。
TGALでは、創業時から中小企業版環境経営システムを経営体質強化の有効なツールとして捉え、「環境=経営=人づくり=地域づくり」の理念で活動を展開してきました。
そのため、認証登録は入口、運用が長くなるに従い「システムと人のレベル」がステップアップできるように支援しています。
長年環境経営活動を展開している事業所では、改善活動がかなり限界に近づき、予算次第というところも増えています。
最近では、国内でもゼロカーボンへの取組みが大きくなり、大手企業からの要請も増えつつあり、事業所でのスコープ1・スコープ2のCO2把握、できたらスコープ3の把握やゼロカーボンへ向けた中長期的計画策定などが検討されています。
また、従業員の家庭でもCO2把握と削減に着手し、地域全体にに波及するような助言に努めています。
ゼロカーボンシティー宣言をしている自治体は増加していますが、一般市民・事業所・自治体での講習会などで、事業所・家庭でのCO2排出量また削減目標を聞いても、ほとんどの人は答えられません。
いろんな改善活動をする場合、現在の実態・今後の目標を明確しない限り、目標達成はできません。
従業員家庭でのCO2把握や削減は、審査規格や審査ガイドラインの要求にはありません。
しかし、本当にゼロカーボンを目指すには、多くの事業所や家庭で関連する環境教育と実践は必須だと思います。
先進的な環境経営事業所従業員が、地域で率先してモデルになって欲しいと要望しています。
提案している内容は、以下のような従業員の家庭での環境教育・CO2削減施策です。
CO2削減だけでなく、家庭のエネルギー費用削減にもなり、喜ばれています。
① みらい君の環境家計簿:家庭からの排出CO2把握
② キレイライフプラス:電気の使用量管理・分析・評価システム
③ エコドライブ10か条:車の燃費向上・安全性向上のための条件
④ エコ検定:環境問題・動向の基本知識の習得
さらに、「生物多様性・生物の急激な消滅」にも関心を持ち、地域の自然とふれあい、地域活動にも参画するような助言をしています。