Think Globally, Act Locally!!
(地球規模で考え、地域で足元から実践)
2009.7.12
先月の環境月間にKES登録事業所の交流会、7月初めには環境配慮事業所研修の中で鹿児島市環境管理事業所・KES・EA21・ISO14001登録事業所での交流会を実施しました。
交流会へは好意的な評価が多くありました。
●他社の動向、困り事、今後の方向性、また、それに対する解決法を聞くことが出来、悩みが共有できた。
●様々な業者のエコの取り組みが聞けたので良かった。
●皆さんが積極的で大変貴重な会でした。また今回の様な交流会がしたい。
●環境活動を進めていく中で、少しでもビジネスに繋げることが出来ないか等を他業者さんともっと話せたらと思います。 等
多くの中小事業所で良く聞く悩みは以下のようだと思います。
① これから環境に取り組みたいが、当社にとって適切なシステムは?
② システムを導入したが、システムがこれで良いのか自信がない。
③ 担当部門だけではなく全員参画活動にするための仕掛けは?
④ 目標設定の仕方、ステップアップの方法をしりたい。
⑤ 効果の出ている改善事例やツール、設備を知りたい。
⑥ 環境配慮製品・サービスの購入・提案・営業方法は?
⑦ 地域貢献・ボランティア活動・家庭での事例や連携方法は? 等
今回の交流会で、参加の皆さんが熱く話される状況を見ていて、一昔前のTQC活動を思い出しました。
TQCは形にこだわりすぎて活動が下火になっていきましたが、今地域の環境活動はTQCがスタートした頃の生々しくて新鮮な雰囲気を感じます。
事業所で環境改善の進め方や方法を学び体験した人達が、家庭や地域でも中核となって活動することによって地域が変革すると思います。
そのためには今回のような場つくりと拡大が必須だと感じた交流会でした。
NPO法人エコサポートTGAL 理事長 久留正成