
KES審査員としての活動を始めて、21年が過ぎました。
その間、KESなど認証ビジネスへ求められるものも変化しています。
認証というだけでなく、如何に経営に役立つかに変わってきています。
審査の審査の価値が求められており、助言力の向上が求められています。
KES登録事業者もまだ始めたばかりのところから、20年間継続しているところもあります。
KES活動を始めたところ、短いところでは、まだ適合性審査が重点になります。
環境経営活動を継続する事業所では、適合性審査の内容はわかっている。
他社はどのような動きをしているか?経営的な雑談をして欲しいなどと要望されます。
顧客満足度を高めるためには、KES審査員は環境だけではない広い分野での絶えざる研鑽が必要です。

所を10年余り毎年約5社を選抜してきました。
鹿児島市の環境管理事業所では、市独自の環境管理事業所だけでなく他の認
証登録事業所も認定しています。
そのため、毎年約150事業者を現地審査、あるいは書類確認してきました。
結果、環境経営に取組む事業所を、層別すると5段階くらいになります。
優良事業所は、4・5レベルから選抜しています。
・環境経営システムを何の目的で取得しているのか?
・トップの本気度はどうか?
・身の丈に合うシステムか?
などで、環境経営レベルは大きな差が出てきます。
KESは小規模事業所での取組みが多いですが、事業所の身の丈に合うため、
環境意識が高くいろんな実績を上げており、高く評価されています。