Think Globally, Act Locally!!
(地球規模で考え、地域で足元から実践)

2008.3.29

  私が鹿児島にUターンした大きな理由は、高齢の両親が心配だったからである。幸いにUターンして6年間は、時に病院に同行したり見舞ったりで済んだ。
ところが、今年の冬は寒さが続いたせいか90歳になる父が脳内出血で倒れてしまった。

  症状は軽かったものの全てのことを自分でしようとする父のこと。ふらつく足で夜間病院のどこに行こうとしたのかベッドの近くで倒れ、大きなタンコブをつくってしまった。それでも懲りずまた動こうとするので、病院では面倒見切れないと家族の付き添いを求められ、私が車で1時間以上離れた病院に寝泊りすることになった。夜通し起こされ、始めはやむを得ないと思っていた私も次の日が眠くてたまらない日々が続くと、早くこんな生活が終わらないかと真剣に望むようになった。

  母も病院に来てくれるがバス停に辿り着くまで何回も休んでいた。このままでは二人とも入院してしまうのではないかと心配していた。幸いに3週間ほどで退院できたものの過疎地での高齢者介護の大変さを味わった。

  今では買い物ができなくなった両親のアッシーをしているが、日本の多くの過疎地で同じようなまたもっと大変なことが起きているのではと心配している。

  ただ山の中の実家で時々見た星空は、周りに光がないため全くの別世界であり、宇宙の広大さ・悠久の時間・歴史のロマン・命の大きな流れを感じさせてくれた。現実と過去・未来を考えさせられた一ヶ月だった。

NPO法人エコサポートTGAL 理事長 久留正成