Think Globally, Act Locally!!
(地球規模で考え、地域で足元から実践)

2013年3月10日

  2月1日の環境省の「ニホンウナギの絶滅危惧種指定」の発表に、とても悲しい気持ちになりました。

  私の生家は、川内川流域にあります。少年時代はウナギを取るのが最大の楽しみでした。川の石の下にいるウナギは水中銃で頭を狙い、石垣の中にいるウナギは釣針につけたミミズで誘い、夜に移動するウナギはミミズや小魚を入れた竹筒に誘い、取ったものです。
  竹筒は、夕方に仕掛け、朝の5時頃起きて、マムシに注意しながら薮をかき分け川に入り、竹筒を引き上げ、竹筒を振り、獲物の数を予測する時の胸の高鳴りは今でも忘れません。

  また、チョロチョロと流れる滝の端を群れになって登るシラスウナギを麦わら帽子ですくい取って、家の池に移して遊んだものです。そんなにたくさんいたウナギが年々減少して、わずか50年で絶滅危惧種とは・・・・・・。

  メダカエビハゼドジョウフナ等多くの魚が、昭和30年代の農薬使用でほとんどいなくなりました。初夏の夜に杉の周りを飛び、自然のクリスマスツリーを創出していたも少なくなりました。

  近くの田んぼでうるさく鳴いていたカエルも減り、空を真っ赤に染めていた赤トンボも、騒がしかった雀の群れも見なくなりました。道路を横切り、川を泳ぎ、ネズミを追って時々屋根の梁から落ちたり、気づかずに山道で踏んだり、石を持ち上げるとぞろぞろと青色、黒色が出てきた苦手の蛇も、見ることが少なくなりました。

  小さい生き物達がいなくなるとともに、村の子ども・若い人たちも減り、商店や病院がなくなり、今や限界集落で消滅しようとしています。

NPO法人エコサポートTGAL 理事長 久留正成