Think Globally, Act Locally!!
(地球規模で考え、地域で足元から実践)

平成28年6月30日

KES規格の主な要求項目毎に紹介しますので、日頃の活動や審査準備、自己評価(内部監査)等で参考にしてください。

5.体制と責任

①全員参画活動のために、一人一役・管理責任者や実行責任者のローテーションなど人のやる気・責任感を高める工夫をする。

②実行責任者は、計画作成・実行のフォローアップ・定期評価・アイデア出しなど担当目標について一貫して関わるようにする。

6.教育と訓練(ステップ2のみ)

①環境宣言・目標・計画・手順など基本的な学習だけでなく、視野を広げ・深める学習を実践する。(環境動画・テレビ番組・メルマガ・エコ検定等)

②聴くだけでなく話す教育、本業に関する資格取得・学習も対象とする。(本業を極めることが、環境負荷削減につながる)

③教育実績記録は複数回書ける様式に見直しを。(余白が多い記録の場合)

7.情報の連絡(ステップ2のみ)

①環境関連の苦情把握だけでなく、良い情報把握や業務日誌等に記載の品質・納期・コスト・安全など業務に関する情報を対象とする。(他のシステムがある場合は不要)パソコンに情報登録・分析することにより、環境負荷削減と業務改善につなげられる。

②情報受信だけでなく、ホームページや環境活動レポートなどで、外部に発信することにより、仲間づくり・地域貢献や会社の信用アップにつなげる。

8.緊急事態への準備と対応(ステップ2のみ)

① 火災・地震・津波・火山爆発など災害対策を明確に。

② 火災発生予防策や発生時の会社としての重要情報・文書の持出し基準も。

9.修正と予防  ① 何故何故分析で真の原因を明確に、かつ数量分析を。

10.自己評価(ステップ2のみ)

①自己評価員の教育を計画的に実施し、チェックリストの見直しも。

②表面的な評価とならないように、重点を絞った自己評価を。

③自己評価の前後に教育・検討会を。

④審査時に自己評価員の同行を。(実践教育)また規模が大きい場合は事業所間で交流評価を。

11.最高責任者による評価

① 目標達成度・実績の評価だけでなく、推進のためのしくみ(システム)面について有効性・効率性等の評価・見直しを。

理事長 久留 正成