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九州ソーシャルビジネスサポートネットワークセミナー

Think Globally, Act Locally!!
(地球規模で考え、地域で足元から実践)

2016年3月30日

標記セミナーが、3月12日(土)に鹿児島市で開催されました。

1.「日本公庫の支援の取組み」九州広域営業推進室室長 益留貴士 氏

日本公庫は、国民生活金融公庫、農林漁業金融公庫、中小企業金融公庫を前身とする政策金融公庫であり、政府の成長戦略に基づきソーシャルビジネス等成長分野への支援に重点的に取組んでいます。今回は、ビジネスプランの必要性、資金調達の方法、融資審査のポイント、融資の事例、申込方法等について紹介がありました。

創業時の資金調達では、勤務時代からの毎月のコツコツ積立預金や家賃・公共料金を決まった期日にキッチリ支払っていること等が信用の評価になるとのことでした。

 

2.「日本一易しい事業成功の原理と実践法」九州志士の会理事 田上康朗 氏

創業しても3年で7-8割が廃業するのは、短期事業計画しか持たないため。

『30年人生事業計画』を策定し毎年改訂更新を繰り返すこと。常に30年後のゴール具現を目指し、今何をなすべきかの行動計画をプログラミングすることが必要。

仕事とは、自企業を媒体としてお客様に喜んで頂けることを見える形に顕す作業。

お客様の幸せと喜びをつくるには「手間」「工夫」「時間」の上に成り立つ「手間のかかること」の積み重ねが重要である。売り方を変えれば、売れて儲かる。

 

3.「ソーシャルビジネス概論」一般社団法人SINKa代表理事 濵砂清 氏

「社会性」「事業性」「革新性」がソーシャルビジネスのキーワード。

社会型会社・事業型NPOである。

  • その地域でしかないものを活かす。
  • あるものに価値を見出す。
  • 協働パートナーが重要である。

島根県海士町、八女市黒木、㈱サラダコスモ㈱ギアリンクス等の事例がある。

人々が集い感動し、豊かな地域社会を子供たちにつないでいきたい。

 

4.「健康弱者を救う!ワンコイン健診の挑戦」ケアプロ㈱代表取締役 川添高志 氏

社長は現在33歳だが、病院勤務時代に「こんな状況まで何故病院に来なかったのか?」「全然健診を受けていない!」という実態に驚き、アメリカでの「ミニッツクリニック」に刺激を受けて500円ワンコイン健診を始めた。

法的な壁等があったが、8年経ち従業員60名で、在宅医療、国際医療などの事業にも拡大。

生活習慣病に対し早めに対応でき、医療費・介護費削減にもつながる社会貢献、市民に喜ばれ・社会を変革する事業となっている。

理事長 久留 正成