Think Globally, Act Locally!!
(地球規模で考え、地域で足元から実践)

2012年3月10日

 社団法人中小企業診断協会鹿児島県支部の調査研究事業として『鹿児島県における環境マネジメントシステム導入の現状と経営への活用のための調査研究』を当NPO法人所属の中小企業診断士3名が行いました。

 当NPO法人では、中小企業での環境配慮は欠かせなく、環境マネジメントシステムを使いこなすことが経営活性化・体質向上にもつながるという思いで、中小企業での環境経営普及活動を、10年間推進してきました。
その結果、KESの仲間達等では環境改善だけでなく、組織の一体化、品質・安全・生産性向上、社員の育成、地域貢献など多くの成果を得られています。

一方、環境マネジメントシステムに対する認識不足や誤解もあり、鹿児島県内での環境マネジメントシステム活用率は、全事業所の1%程度です。

 また、環境マネジメントシステムの導入だけが目的であったり、経費削減の延長でしか環境マネジメントシステムをとらえていない事業所も多く見られます。

 今回の調査研究で、経営面等成果を上げている事業所での考え方・進め方をクロ-ズアップして、経営者・環境管理責任者・自治体等へ提言しています。
 調査研究報告書は概要と全文が社団法人中小企業診断協会のホームページに公表されています。参考にして頂ければ幸いです。

NPO法人エコサポートTGAL 理事長 久留正成